退役後のJALジャンボ

久しぶりの更新ですが,今回はもの凄い話題をお届けします!
JALからB747ジャンボジェットが完全退役してから2ヶ月以上たちます.
そんな中で,国内線専用のB747-400Dは全機部品取り後スクラップの予定となっているようです.
そこで,JA8084などを引き取ったスクラップ業者がJAL B747-446Dの座席やカートなどをebayで販売しているのを発見しました!
http://stores.ebay.com/Universal-Asset-Management?_rdc=1


ご覧の通り,どう見てもJALで活躍していたB747-446Dに間違いありません!
座席の色といい柄といい,メガホンに至っては鶴丸が描かれています.
航空機を売却する際は,機内の座席などをそのままにして退役整備を行うと聞いております.ですので,クラスJの座席を他機種に転用などせずに載せたままフェリーするみたいです.
#完全な状態にしないと値段が付かないらしい.


普通席の座席がものすごく欲しい!しかし,送料と関税いくら掛かるのだろう・・・?


こちらのサイトにはJAL B747-446D引き取り後に関しても触れられています.
http://uaminc.blogspot.com/


退役後の状況が掴みにくいJALB747-400ですが,これらの事実から解体されている機体も少なくないことがわかります.
無事に第2の活躍の場が見つかったジャンボの今後の活躍を期待しつつ,残念ながらスクラップとなったジャンボのご冥福をお祈りいたします.
経営破綻が理由で,まだ使える飛行機を手放さないといけないこととなり,売却先でスクラップされるという結果を招いたことを日本航空さんにはしっかりわかって頂きたいです.クラシックジャンボなら任務を全うしてスクラップされるから良いのですが,-400は少なくともまだ数年飛べるのに中途半端に退役させられてスクラップにされるなんて,どういう気持ちなんでしょうね?飛行機は機械ですけど,飛行機の気持ちになってみたら悔しいことでしょう.
日本航空の経営再建を心から願い,新型機を導入したら最後までしっかり面倒をみられる航空会社になって欲しいです.