日本航空安全啓発センター

JAL123便事故のとこです。かなり来場者が居ました。
展示物には著作権絡みもあるので撮影は禁止と言われたので写真はありません。
説明員の方と他の見学者と進んでいきました。
大破した垂直尾翼や圧力隔壁、座席、遺書などが生々しく展示されていて、この事故を改めて知ることが出来ました。
ただ、この事故は航空機安全対策の大きな教訓に繋がったようで、隔壁が破壊されて垂直尾翼の点検口を通じて垂直尾翼が破壊された訳ですから、垂直尾翼の点検口に蓋をしたり、油圧システムには尾翼が大破しても作動油が漏れないように自動バルブを設けたり、配管の引き回しを変える、隔壁にはしりもち事故起こしても壊れにくくするように下部を強化するなど、新型機では抜本的な改善がされて、今ではかなり安全になったようです。
事故の恐ろしさも感じましたが、安全対策にどれだけ気をつかっているのかと言うのも聞けて、逆に安心したような気もしました。
多くの方が亡くなられているので変ですが、失敗から教訓は得るということを実感しました。